今治市が合併20周年記念事業の一環で考案したオリジナル「おむすび」を、お笑いコンビ「銀シャリ」の2人（鰻和弘さん、橋本直さん）が食レポするPR動画が2月22日に公開された。

今治市の『12のおむすび』

　今治市は今年1月、旧12市町村が合併し新生今治市となって20周年を迎えた。記念事業の一環で、合併した12地域の魅力の発掘を行ってきたが、その中で12市町村の特産品を使った「おむすび」を開発した。

　今回、「米」つながりから、お笑いコンビ「銀シャリ」に、今治産おむすびをPRする動画への出演をオファー。秘書広報課の藤岡洋さんによると、「おむすびで縁のある人を探している中で、『銀シャリ』というコンビ名からして『お米』とは切っても切れない2人に声をかけた」という。

　動画では、冒頭で橋本さんが「おむすびの仕事で依頼していただいたと思うが、われわれも今年で結成20周年」と話すと、鰻さんが「（別のコンビ同士で結成したから）俺らも合併みたいなもんやもんな」と応えるなど、軽快なトークを展開。鰻さんの衣装を「今治タオルの生地みたい」「FC今治カラー」といじるなど、今治ネタを交えながら会話を弾ませた。

　「おむすび」については「結構攻めてるのもあるよ。斬新」などと話しながら代わる代わる実食。「鳥生レンコンの歯応えがたまらん」「マジでうまい」と感想を交えながら、当日用意された9種類を味わった。「撮影当日、2人がライブ前だということもあり、差しさわりのないように『4つくらい食べてくれたら』と提案したが、2人で全てのおむすびを実食してくれた」と藤岡さん。「一緒に撮影を見守った製造担当者も、感激していた」とも。

　動画には「全部おいしそう」といった視聴者からの感想のほか、「お米仕事を銀シャリに依頼してくださってありがとう」といった市への感謝のコメントも付いている。藤岡さんは「まずは市民の方に、今治市の新しい名物『12のおむすび』の存在を知ってもらいたい。そこから、今治市の魅力がどんどん広がればうれしい」と期待を込める。

　動画は、ユーチューブの「銀シャリ公式チャンネル」で視聴できる。