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今治港で「ビアフェスタ」 地元・全国のクラフトビール9種そろえる

9月14日に開催される「せとうちみなとビアフェスタ」の運営委員長を務める原さん

9月14日に開催される「せとうちみなとビアフェスタ」の運営委員長を務める原さん

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 「せとうちみなとビアフェスタ」が9月14日、今治港と周辺の会場で開催される。

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 第2・第4日曜の毎月2回開かれている「せとうちみなとマルシェ」の一環。今治港開港100周年を記念して2022年11月に始まった同マルシェは、約600メートルの今治港のコンコースに100軒が軒を連ね、毎回、多くの人出でにぎわう。

 運営委員長を務める原竜也さんは「1万人が来場するイベントだが、毎回同じでは飽きられてしまう。来た人に楽しんでもらえるようにと、その時々でイベントを企画している」と話す。これまでも、各種団体と連携してクルージングや漁師体験などもマルシェ内で行ってきた。

 ビアフェスタの開催は今回が初めて。「お酒を飲みながら、もっとゆっくりと港に滞在し、くつろいでもらえればと思った」と原さん。「今治でビアフェスタを開いた実績はないのでは。珍しさもあり、やってみようと思った」とも。

 当日は、「スプリングバレー」「よなよなエール」など全国的に人気のクラフトビールから、「九州CRAFT日向夏(ヒュウガナツ)」「瀬戸内ヴァイツェン」など、ご当地色の強いものまで9種類のクラフトビールを販売。県内からは「大三島ブリュワリー」のほか、新居浜の愛媛果汁食品が醸造する「HIME BEER SAISON(ヒメビール・セゾン)」をラインアップする。

 当日は18人のジャズアーティストが出演する音楽イベント「バリジャズ」も開催。今治市観光協会の南條仁さんは「グルメやビールに加えて、音楽が好きな人にも集まってもらい、人の流れを生み出せれば」と期待を込める。

 原さんによると、これまでのマルシェ来場者の9割は県内客だという。「地元の人はもちろん、県外も含めて、たくさんの人に訪れてもらえるスポットになれば」と原さん。ビアフェスタについては、「今後も定番イベントとして定着させたい。年に一度、『行ってみよう』と近隣県からも多くの人が訪れるようなイベントにしたい」と意気込む。当日はFC今治のホーム戦も開催予定で、「アウェーのサポーターにもマルシェを楽しんでもらえれば」と、スタジアムと今治港を結ぶシャトルバスを運行する。 

 「最終的には、マルシェの日だけではなくて、日常的に今治の中心市街地がにぎわう未来を目指したい」と力を込める。

 開催時間は17時~21時30分。入場無料。バリジャズは、13時30分~18時、18時30分~21時15分の2部制。鑑賞にはチケットが必要。前売り券=1部または2部のみ3,000円、通し券5,000円、当日券=1部または2部のみ3,500円、通し券6,000円。

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