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今治の未来を語り合うプレゼン大会「いまばりスープ」 市民と高校生が共創

今治市出身の思いを持った地元の高校生がイベントの運営を担う。(左から長野さん、村上さん、井出さん)

今治市出身の思いを持った地元の高校生がイベントの運営を担う。(左から長野さん、村上さん、井出さん)

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  市民によるプレゼン大会「いまばりスープ」が10月27日、バリクリーン(今治市町谷)で開催される。

今回は4人のプレゼンターが登壇予定

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 いまばりスープは、「みんなで今治を面白くする」をテーマに、プレゼンターが参加者である聴衆の前で自分のやってみたいことを発表し、応援者を募るイベント。参加者は、「意見交換」と「投票」でプレゼンターを応援する。今年5月に開催した第1回イベントでは、70人以上の参加者が集まった。

 第2回となる今回は、地元の高校生が運営やプレゼンターとして参画し、イベントを盛り上げる。運営に携わる今治西高校2年の長野友輔さんは「FC今治のサポーターをきっかけに地元愛が強くなった。将来、今治のために何かしらの形で貢献したい気持ちがあり、今回のイベント参加が、その準備になれば」と話す。

 FC今治高校里山校1年の井出光波さんは「小学生の頃、運営委員会の仕事を2年間務め、学校行事を成功させるために裏方として働く面白さを知った。裏方の仕事をするとき、自分の良さが一番発揮できていると思う」と話す。同じく村上彩香さんは「年を重ねるごとに人と人との関わりが少なくなっていくことに課題があると感じている。このイベントにたくさんの人に参加してもらい、市民の方々が楽しく交流できる場になるようにサポートしたい。今後、今治市が人のつながりを大切にするところになってほしい」と期待を込める。

 今回は市民や高校生など、4人のプレゼンターが登壇予定。「それぞれの考え、選択、決定を尊重し合えるフリースクールを存続させたい」「今治にいる外国人技能実習生の幸せを100点から105点にしたい」など、今治の活力へとつながるテーマで、それぞれがプレゼンテーションを行う。

 同イベントの立ち上げメンバーの一人、越智知仁さんは「このイベントを広め、応援者を増やすことで、プレゼンターたちの夢の実現へつなげたい。たくさんの方に足を運んでほしい」と呼びかける。

 12時開場、13時開始。事前申し込みなし。参加費は500円(投票権付き)。高校生以下は入場無料で、投票権は300円(別売り)。

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