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今治市公会堂で「民謡クルセイダーズ」四国初ライブ マルシェや映画上映も

企画した今治ホホホ座の豊島吾一さん。会場となる今治市公会堂前にて

企画した今治ホホホ座の豊島吾一さん。会場となる今治市公会堂前にて

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 民謡クルセイダーズの四国初ライブが12月21日、今治市公会堂(今治市別宮町)で開催される。

民謡クルセイダーズのライブ風景

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 民謡クルセイダーズは2012(平成24)年に結成し、全国各地に伝わる伝統的な「日本民謡」にラテンやカリブの音楽を融合させ再編成して演奏しているバンド。民謡の歌い手であるボーカルを中心に、ギターやサックス、トランペットやベース、パーカッションなどが参加し、東京都福生市を拠点に活動している。国内でのライブ活動に加え、大型音楽フェスへの参加や、ヨーロッパなどでの海外ツアーや音楽フェスへの出演なども行い、国内外でも人気を博している。

 今回は、民謡クルセイダーズのボーカル・フレディ塚本さんが今治出身ということから、四国初のワンマンライブを地元・今治で開催。会場は、同じく同市出身で今治市名誉市民にも選ばれている丹下健三が設計した今治市公会堂となる。企画した今治ホホホ座(共栄町)の豊島吾一さんは「民謡クルセイダーズは民謡とラテン音楽という他にない組み合わせで、失われつつある民謡をかっこよく現代に復活させている貴重なグループ。以前ライブを見た時に、老若男女がノリノリで踊りながら楽しんでいた光景を見て、今治でもぜひと思っていた」と話す。

 今回はライブに合わせて県内外の飲食店や雑貨店によるマルシェのほか、昨年公開された民謡クルセイダーズのドキュメンタリー映画「Bring Minyo Back!」の上映会も行う。映画は、全国各地の民謡をよみがえらせるため奮闘する彼らの5年間を追ったもので、ワールドツアーの様子やさまざまな音楽評論家らによるインタビューも収録。「民謡」について深掘りする内容となっている。「今治にある丹下建築や日本各地にある民謡など、身近にあるものの良さを知るきっかけとなるイベントになる。気軽に足を運んでもらえれば」と豊島さん。今治市内外からの来場を呼びかける。

 今回のライブはイベント「公会堂音楽庭園」の第1弾として開催する。16時開場、17時開演。チケットは、前売=5,500円、当日=6,000円。高校生以下の学生を対象とした無料招待枠なども設ける。チケットはオンラインのほか、今治市内外の飲食店などで扱う。

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