クレープ専門店「キタムラクレープ」(今治市喜田村4)が1月5日にオープンした。集合住宅の一角にある自宅ガレージのスペースを改装し、テイクアウト専門店として店を構える。
店主は四国中央市出身の伊藤希望さん。「甘いものが大好きだった」という伊藤さんは、コロナ禍をきっかけに妹と共に脱サラ。各地のクレープを食べ歩き、試作と改良を重ね、四国中央市で「中央クレープ」を開業。その後、約3年間にわたり店を続けてきた。
転機となったのは、共同経営者だった妹の結婚だった。妹が今治市へ嫁ぐことになり、「自分だけ四国中央市に残る選択はなかった。市外でチャレンジできるいいきっかけだと思った」と伊藤さん。2024年9月に移住し、妹の嫁ぎ先である洋食店「カナディアン」(桜井4)でクレープの提供を始めた。
今治での暮らしについて、伊藤さんは「住みやすくて、楽しい」と話す。今後も長く続けていくことを視野に入れ、独立開業を決意。今回、喜田村での出店に踏み切った。住居兼店舗はネットの個人売買サービス「ジモティー」で見つけたという。「立地は住宅街で目立たないかもしれないが、SNSなどで発信すれば伝わると思った」と振り返る。
メニューは、「チョコバナナ」(500円)、「いちごクリーム」(600円)などの定番のほか、「たまごクレープ」(550円)、「トマトベーコン」(600円)などの食事系も用意する。
伊藤さんは「地域の人が気軽に立ち寄れる場所にしたい。将来はイベントなどへの出張販売にも挑戦したい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~18時。