広島東洋カープのファンが集うイベントが9月6日、今治市内のカフェバー「パシフィックパーラー」(今治市常盤町)で行われた。
主催したのは、父の影響で「生粋のカープファン」だという渡部さん。当日はそれぞれが自前のユニホームを着用したファン10人が参加。同店が用意したおつまみを食べながら、カープの魅力について語り合った。
「今治市内にスポーツバーはなく、ファン同士で集まる機会もなかった。気軽にファンが交流できるイベントを開きたいと考え、今回、企画した」と渡部さん。当日夫婦で訪れた羽藤恵子さんは「カープファンの夫の影響で、新婚旅行で宮崎県日南市のキャンプ地を訪れた。それがきっかけで、私もカープファンになった。毎年、マツダスタジアムには仲間と応援に行くが、今治でこのようなイベントがあることを聞き、参加した。同じファンの方々と交流できて楽しい」と話していた。
イベントで用意したおつまみは、カープ仕様にアレンジされた9種。カープのキャップ型にカットされたトマトや、ポップコーン、ホットドッグなどで、参加者らは「おいしい」「カープのマークが付いている」と、運ばれてくる料理にも盛り上がりを見せた。
同店の鉢嶺智子さんは「単にカフェとしてではなく、今回のようにいろいろな使い方をしてもらえればうれしい」と話す。渡部さんは「好評だったので、また開きたい。カープが優勝したらビールかけもしたい」と笑う。