
「第3回大三島酒フェス」が4月12日、大山祗(おおやまづみ)神社(今治市大三島町宮浦)参道で行われた。主催は島内で酒造りを手がけている事業者を中心とした実行委員会。
今治・大三島で「酒フェス」 ステージイベントにもたくさんの来場者
実行委員会代表の大橋健太郎さんによると、同フェスは「ビール、ワイン、リモンチェッロという3種の酒を造る事業者が島内にいるのは全国的にも珍しく、酒をキーワードに何かできないか」というアイデアがきっかけで、「酒フェス」の企画が立ち上がったという。2023年、2024年は「WAKKA」(上浦町井口)を会場に開催したが、今年は会場を大山祗神社参道に移した。
当日は、参道沿いにある「大三島ブリュワリー」「大三島みんなのワイナリー」「Cafe SANDO」の3店舗を拠点に、飲食店や雑貨店などが出店。来場者は参道を歩きながら、大三島グルメの食べ歩きやはしご酒を楽しんだ。
今年初となったステージイベントでは、地元の子どもたちによるダンスグループ「大三島ゆるふわダンス部」のダンスや「かみうら海道夢太鼓」による演舞などが披露され、会場を盛り上げた。
「予想を上回る人出があり、ほっとした」と大橋さん。次回開催については「現時点で未確定」としながらも、「今回の振り返りをして次回開催も可能となれば、今後も続けていけるイベントに育てていきたい」と意気込む。