ヒマワリとコスモスを植えて文字や図柄などを表現した「田んぼアート」が10月31日現在、朝倉地域の3カ所(野田・本郷・野々瀬)の田んぼで見頃を迎えている。
制作したのは朝倉地域の活性化を目的に有志によって今年7月に設立された「未来(あす)の朝倉を創る実行委員会」。田んぼには今治市合併20周年を記念して「20」の文字と、シンボルマークとなっている「おむすび」をモチーフにした「△マーク」を描いた。
8月末に種まきを行い、11月上旬の開花を予定していたが、気温の高い日が続いたため、予定よりも早く10月中旬から徐々に開花が始まったという。現在は小輪のヒマワリとコスモスが見頃を迎えている。
朝倉支所の職員によると、田んぼアートは近くでは分からず、笠松山に上ると文字が浮かび上がって見える。「朝倉地域のシンボルでもある笠松山は1時間ほどで登れる山。山登りをしなくても、花の美しさは感じていただける。ぜひ見に来ていただければ」と呼びかける。