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今治・伯方島に「しまバル ボフ」 元地域おこし協力隊員が夫婦で開業

「しまバル ボフ」の「ボフ」は飼い犬の鳴き声からだという。

「しまバル ボフ」の「ボフ」は飼い犬の鳴き声からだという。

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 「しまバル ボフ」が伯方島にオープンして、12月1日で2カ月がたった。

伯方島インターチェンジすぐの「しまバル ボフ」

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 阿部川有生さんと元今治市地域おこし協力隊員で妻の由紀さんが運営する同店。今年2月に閉店したフレンチレストラン「カフェアンフィル」跡に開いた。席数は26席で、テラス席16席も用意する。

 ランチタイムのメニューは「 週替わりランチ」「週替わりパスタランチ」(以上1,200円)、「週替わりランチコース」(2,200円)など。金曜・土曜・日曜・祝前日のみ営業するディナータイムは、アラカルトをメインに提供する。

 2人は3年ほど前、東京から移住。都内でも飲食業に関わってきたが、田舎暮らしに憧れがあり、「島に引かれて無計画で移住を決めた。いつか2人で店を持てたらという妄想はあったが、現実的に考えていたわけではない」という。移住後、有生さんは大島の福祉作業所で働き、由紀さんは協力隊員として一人暮らしする島民と集まって食事ができる機会を設けるなどして活動してきた。

 2022年9月には、土曜・日曜に大島・カレイ山山頂展望台の遠見茶屋の運営をスタート。景色を楽しむ利用客のために食事を提供してきた。今年に入り、「カフェアンフィル」の休業を知り、周囲の勧めもあり、「やってみようか」と出店を決意した。

 店舗の2階スペースを活用し、来年には民泊事業も始める予定。「島民と観光客をかけ合わせられるような、交流の生まれる店になれれば」と意気込む。 

 営業時間は11時~15時(金曜・土曜・祝前日のみ18時~23時も営業)。月曜定休。

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