食べる

今治・大新田にアフタヌーンティーカフェ 銘板製作会社が新規事業参入

彩りにもこだわったというセイボリーやデザートをのせた「アフタヌーンティーセット」。写真は2人前。

彩りにもこだわったというセイボリーやデザートをのせた「アフタヌーンティーセット」。写真は2人前。

  • 0

  •  

 アフタヌーンティー専門店「UMINEKO(うみねこ)」(今治市大新田)が3月4日、今治にオープンした。

UMINEKOのアフタヌーンティーセット

[広告]

 完全予約制で営業する同店。店内からは瀬戸内海を望め、グループやカップル、一人客など、5組限定で席を設ける。経営は銘板の製作事業をメインに展開するアイマーク(クリエイティブヒルズ)。今回、新規事業となる飲食部門で同店を手がける。

 店主の佐々木牧子さんによると、カフェ誕生のきっかけは、コロナ禍に社員の保養所として設けた施設の有効活用だったという。「社員や家族らが瀬戸内海の景色を眺めてゆったり過ごしたり、マリンアクティビティーを楽しんだりするなどしてきた中、『この素晴らしいロケーションを、もっと多くの人に楽しんでもらえたら』という声が上がり、カフェ開業を決意した」と振り返る。菓子作りが得意で「いつか一緒に店ができたら」と話をしていた友人が身近にいたことも、今回の開業を後押ししたという。

 メニューは、セイボリーやデザートをのせた3段のスタンドとティーポットを提供する「アフタヌーンティーセット」(3,000円)のみ。プレートには「いちご大福」「レモンタルト」など季節のフルーツを使ったデザートのほか、「グラタン」「生ハムサラダ」「スコーン」なども用意する。市内のパン店から仕入れるパン以外は全て手作りにこだわり、スコーンも店内で焼いて提供する。メニューは季節によって変えていくという。「試作や試食を何度も繰り返して、女性の心に響く『かわいさ』と『食べ応え』にもこだわった」と佐々木さん。

 ドリンクは市内のメーカーから仕入れる紅茶をメインに、コーヒーも用意する。自社の加工技術を使うことで、アクリル製の3段プレートや雲の形のおしぼり置きをオリジナルで用意するなど、演出にもこだわる。

 佐々木さんは「非日常な空間に癒やされに来てほしい。2時間、たっぷりと会話と食事を楽しんでもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は12時~14時と12時30分~14時30分の2部制。1日5組限定の完全予約制で、予約はLINEで受け付ける。営業日はインスタグラムで知らせる。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース