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今治の古本カフェで「週末工作スペシャル」 夏休みに化石や革魚づくり

スタッフの竹野さん。今回、作家など5人と一緒にワークショップを企画する

スタッフの竹野さん。今回、作家など5人と一緒にワークショップを企画する

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 今治の古本カフェ「森」(今治市米屋町)で、県内作家を起用したワークショップ「森の週末工作スペシャル」が、8月9日より毎週末開催されている。

架空の化石づくりも予定

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 同店は、音楽ライブなどを企画する今治ホホホ座(今治市共栄町)が運営。古本や新刊などの書籍の販売やカフェ営業のほか、音楽ライブやトークイベント、間借りランチなど、毎月さまざまなイベントが行われている。

 今回のイベントは夏休みに合わせて企画し、講師には県内在住もしくは今治出身の作家を招く。スタッフの竹野はるかさんは「以前から、店に立ち寄ってくれた個性豊かな作家と何かできないかと考えていた。そんな時、『夏休みといえば工作だ!』と思い、大人も子どももたのしめるワークショップを企画した」と実施の経緯を語る。

 ワークショップの内容は、ユニークなものが並ぶ。3回目の8月16日は、廃棄される函入りの本を使って自分の「黒歴史」や大事なものを収める「捨てられない本」づくり、続く4回目の8月23日は土偶好きの作家と粘土でつくる「架空の化石」づくりなど。「せっかく開催するなら他では体験できないような、また作家自身も他では実施させてもらえないようなワークショップができればと意識して企画した」と竹野さん。

 すでに1回目のZINEづくりと2回目のひも盆栽づくりは終了したが、どちらもさまざまな人が参加したという。「小さなお子さんの参加もあった。できた作品を皆で見せあったりと、夏休みのワークショップならではの光景が見ることができ、3回目以降も楽しみ」とも。「予約の空きがまだあるものや、予約なしで参加できるものもあるので、気軽に参加してほしい」と呼びかける。

 今後のワークショップは、8月16日に「捨てられない本」づくり、8月23日に「架空の化石」づくり、8月30日に「革魚キーホルダー」づくりを予定。16日と23日は要予約、30日は予約なしで参加可能。時間や持参物など詳細はSNSにて発信中。

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