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今治・大島にたこ焼き店「タビー」 母娘で切り盛り、大阪と大島の味がコラボ

母と一緒に店を営む串田文香さん。

母と一緒に店を営む串田文香さん。

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 たこ焼き店「Tabby(タビー)」(今治市吉海町臥間、TEL070-9020-2828)がオープンして、8月22日で半年がたつ。

今治・大島にたこ焼き店 店構え

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 営むのは、串田恵さんと文香さん母娘。恵さんは大島出身。一度は島を離れ、広島県などでたこ焼きの露天商を営んできたが、4年ほど前、母親が体調を崩したのを機に市内にUターン。昨年、約50年ぶりに実家のある大島に戻り仕事を始めたが、自身も体調を崩したことで、「自分のペースでできるから」と、長年の経験があったたこ焼き店の出店を決意。実家のガレージに店を構えた。

 出店に当たって、大阪在住の文香さんもサポート。文香さんが「島と大阪を、月に半々ほど行き来」しながら、2人で切り盛りする。

 メニューは「たこ焼き(ソース)」(500円)、「ねぎマヨ(ソース)」「ねぎぽん(ぽん酢)」など。だしで食べる「冷やしたこ焼き」や、今治の塩レモンぽん酢を組み合わせた「ねぎ塩レモン」(以上、600円)なども夏季限定で用意する。「大阪の味と愛媛・今治の味を楽しんでほしいと何度も試作した」と文香さん。

 店のロゴには猫をあしらい、店名は「キジトラ猫」の英語表記から名付けた。「保護した猫をきっかけに、いつの間にか、多数の猫を飼うようになった」という2人。店先には猫グッズが多数並び、「猫の日」に合わせて2月22日にオープンした。

 現在、文香さんは箱バンを改装し、移動販売の準備を進めている。「大島のあちこちで販売することはもちろん、しまなみ海道の他の場所でも、手に取ってもらうきっかけが作れれば」と意気込む。

 営業は週末がメインで、インスタグラムで発信する。電話注文にも応じる。

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