「Japan AeroPress Championship(ジャパン・エアロプレス・チャンピオンシップ)」の今治予選が3月24日、みなと交流センター「はーばりー」(今治市片原町)で開催された。
エアロプレスはコーヒーの抽出方法の一つで、空気圧を利用して抽出するのが特徴。2000年代に入ってからアメリカのアウトドアメーカーが開発し、屋外などでも手軽にコーヒーが楽しめるほか、シンプルな工程ながら力加減などのアレンジも自在にできる。今回は、そのエアロプレスで抽出したコーヒーのおいしさを競う「Japan AeroPress Championship」の予選として、四国では初めて今治で予選が行われた。
今年は全国6会場で予選が行われ、予選で勝ち残ったファイナリストが全国大会(決勝)に進む。今治予選では、県内のコーヒー店店主をはじめ、大学生から県外のコーヒー店、昨年大会で上位を獲得した実力者まで、県内外から27人がエントリー。制限時間内にそれぞれが編み出した抽出方法でコーヒーをいれ、そのコーヒーを審査員が飲み比べておいしかったと評価されたものが勝ち上がっていくトーナメント式で実施された。
今治予選では、東京から参戦した小林秀樹さんが優勝。上位3人の順位を決める決勝で、審査員の満場一致で小林さんのコーヒーが選ばれた。2位は昨年大会で3位だった岡部薫さん、3位は香川県から初参戦した藤岡龍太郎さんという結果になった。主催する実行委員会の代表・橋本雄大さんは「初めて四国で予選を開催したが、想像以上にレベルの高い大会となった」と講評で語った。
当日は会場隣でマルシェも行い、飲食店や雑貨店が8店ほど出店。一般客も大会を観覧した。会場を訪れていた40代の男性は「エアロプレスでいれたコーヒーを初めて飲んだが、思ったより味がしっかり出ていて驚いた。選手の皆さんそれぞれにいれ方が少しずつ違っていたのも興味深く、コーヒーの奥深さをさらに知ることができたと思う」と話す。
今後、5月から6月にかけて、横浜や金沢、青森など残り4会場で予選を行い、7月26日に前橋で決勝大会を開く。