瀬戸内海に浮かぶ大島の「よしうみバラ公園」で、5月17日(土)・18日(日)の2日間にわたり「バラ祭りよしうみ2025」が開催されました。公園には色とりどりのバラが咲き誇り、訪れた人々は甘く優雅な香りに包まれながら、思い思いの時間を過ごしました。
よしうみバラ公園には、世界各地の珍しい品種を含む約400種、3,500株ものバラが植栽されています。祭り期間中は、赤やピンク、白、黄色など、鮮やかな色彩を放つバラたちが競うように咲き誇り、園内はまるで絵画のような美しさ。訪れた人々は、カメラを片手にそれぞれのバラの表情を捉えたり、ベンチに腰かけてゆっくりと香りを堪能したりしていました。
ご家族連れで訪れたという女性は、「こんなにたくさんの種類の満開のバラを一度に見られるなんて感動です。来てよかったです」と笑顔で話していました。
祭りではにぎやかなグルメ屋台も出店。今治産のブルーベリーを使ったジュースなどが人気を集めていました。バラの苗木や関連グッズの販売も行われ、自宅の庭をバラで彩りたいという来場者で賑わいました。
祭りの期間中には、特設ステージで様々なダンスパフォーマンスが披露され、会場を大いに盛り上げました。ブレイクダンスや優雅なフラダンスなど、バラの美しさに負けない、活気あふれるパフォーマンスに多くの観客が魅了されました。
よしうみバラ公園は、バラの開花シーズン以外でも、美しい景色と潮風を感じられる憩いの場として親しまれています。今回のバラ祭りを機に、より多くの人々がここ今治・大島を訪れ、自然の恵みと地域の温かさに触れることを期待したいです。来場した人からは、すでに「次も楽しみ」という声も聞かれました。