青森県の「弘前ねぷた」が11月9日、今年も盛大に開催された。翌10日には愛媛県を代表する宇和島牛鬼、西条だんじり、今治の継ぎ獅子が今治商店街周辺で共演し、地域を盛り上げた。当日の様子を写真特集でお伝えする。
9日、薄暗くなってきた会場には津軽三味線、ねぷたばやしの音色が響き、「弘前ねぷた in 今治」がスタートした。
昨年に引き続き、国指定重要無形民俗文化財である青森県の「弘前ねぷた」が広小路を運行。約8メートルの勇壮華麗な大型ねぷたが今治の夜を鮮やかに彩った。
翌日10日は、本町商店街からみなとホール前広場を舞台に、宇和島市の「牛鬼」、西条市の「西条だんじり」、今治市の「継ぎ獅子」が共演。今治銀座商店街を練り歩き、間近で見る牛鬼と西条だんじりの迫力に、会場は熱気に包まれた。
今治銀座商店街の3カ所では、市内6団体による「継ぎ獅子」が演じられた。絶妙なバランスで高くなる獅子の迫力に、観客からは拍手が湧き起こった。