
最新デジタル技術を体験できる子ども向け空間「デジタルキッズクラブ」が1月25日、フジグラン今治(今治市東門町)にオープンした。
東京・渋谷のITコンサル会社 lanitech(ラニテク)が企画。システナ松山イノベーションラボ(松山市)と共同で運営する。同クラブでは3Dペン、3Dプリンターなどのデジタルツールを使って子どもたちが自由に遊ぶことができ、ドローンの操縦も可能。利用は無料で、営業時間内であればいつでも利用でき、特定のカリキュラムがないのも特徴。
コンセプトは「デジタルクラブ活動ができる子どもの居場所」。長年ウェブエンジニアとして働く中で、都市と地方でITを学べる環境に大きな差があると感じたことが立ち上げのきっかけとなったと、ラニテク社長の西脇靖紘さんは話す。
「これからの時代を生きる子どもたちにとって、ITは欠かすことができないもの。学校でもIT機器の導入などが進むが、あくまで教材の補助としての意味合いが強く、子どもたちが好きなだけ触ったり使ったりするのは難しいのが現状。自分の経験からしてもITを武器にするためには、まずは自分でやってみる、操作してみることがとても大切」と西脇さん。
「子どもたちが主体的に活動し興味を深めていくことを目指し、子どもたちが自由に過ごせる環境は整えながらも、大人が一方的に教えることはしない」という。
「異年齢の子どもたちが交ざりながら、教え合ったり、コミュニケーションを取ったりすることが学びになる。『できた』という体験を重ねることで自信がつけば成長につながる」とも語る。
無料での機会提供にもこだわり、本年度は愛媛県が実施する「トライアングルエヒメ」に採択され、実現した。今後は企業連携なども模索していくほか、「今治以外のエリアでも横展開できれば」と意気込む。
対象は8歳~18歳。営業時間は15時~19時(土曜・祝日は13時~18時)。月曜・火曜・日曜定休。無料。