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今治に和食ランチ店「kurushima(クルシマ)」 7年ぶりに復活

7月8日にオープンしたkurushima(クルシマ)」では、「いつものランチ」(2,000円)やカフェメニューも楽しめる

7月8日にオープンしたkurushima(クルシマ)」では、「いつものランチ」(2,000円)やカフェメニューも楽しめる

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 和食ランチやカフェメニューを提供する「kurushima(クルシマ)」(今治市喜田村)が、7月8日にオープンした。

「映える」金魚鉢クリームソーダ

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 店主は今治市出身の北川綾子さん。同所で1996(平成8)年から2017(平成29)年まで20年以上にわたって和食店「くるしま」として営業し、当時料理長を務めていた大将と、二人三脚で店を切り盛りする。

 「くるしま」開業時、当時高校生だった北川さんはアルバイトとして働き始めた。高校卒業後も大将夫妻との付き合いを続けており、今回、再度店を開くに当たり誘われたという。「大将の味が復活することに喜びを感じるとともに、店を切り盛りするのも楽しそう」と感じ、快諾した。

 「くるしま」の営業終了後、数年間は別の店舗が営業していたが、2023年3月で閉店。1年間空き店舗だったため、「このまま年を取るのもなと。自分でもう一度やろうか」と一念発起したと大将。北川さんの提案で「くるしま」の屋号を継ぎつつ、「和の雰囲気だけではないテイストも込めたい」と、アルファベット表記の店名にした。店内には、座敷席とテーブル席、カウンター席合わせて42席を設ける。

 ランチメニューは複数の小鉢から成る「いつものランチ」(2,000円)。「かつての『くるしま』でも名物だったなす田楽など、復活させた一品も。ご飯物は、現在はコーンと枝豆だが、季節によって芋やムカゴなど、その時々の味に変えていきたい」と大将。北川さんの提案で、カフェメニューとして「ホットケーキ」(600円)、「金魚鉢クリームソーダ」(レギュラー=700円、ラージ=1,500円)なども用意する。「金魚鉢クリームソーダは全国的に人気だが、今治周辺ではあまり見かけない。なら、やってみようと思った」と北川さん。ブルーハワイとメロンソーダの「2色」を展開する。

 「若い世代が名前を継いでくれてうれしい」と大将。北川さんは「カフェメニューやドリンクだけでも、気軽に立ち寄ってもらえれば。学生や子ども連れなど、いろいろな方に来店してほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~16時。木曜・日曜定休。

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