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今治のグランピング施設「グランテラス」が1周年 離島のアクティビティー拠点に

瀬戸内海を見渡せるテントは、エアコン付きでオールシーズン楽しめる

瀬戸内海を見渡せるテントは、エアコン付きでオールシーズン楽しめる

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 今治市の岡村島にあるグランピング施設「Glamp Terrace(グランテラス)」(今治市関前岡村)が8月4日で1周年を迎える。

広いデッキを備えた6棟のドームテント

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 岡村島は、広島県呉市から7つの橋でつながる「安芸灘とびしま海道」の終点地にある離島。同施設は、全6棟の瀬戸内海を見渡すプライベートデッキ付の大型ドームテントを備えるグランピング施設。「海風を感じながらのバーベキューなど、オーシャングランピングが楽しめる」という。

 経営は「lino」(今治市関前岡村)。同社は同施設から車で5分の広島県呉市大崎下島で「GLAMPISPA(グランピスパ)瀬戸内」の運営も手がける。同社の土肥誉志さんは「釣り堀を含めた岡村島でのアクティビティー拠点を作ろうとオープンした」と話す。EVレンタル(ネクストクルーザー2台、EVトランク3台)、レンタサイクルも用意。海釣りや燻製(くんせい)も体験できる。

 併設している釣り堀「タイコウボウ」では、瀬戸内の豊かな自然に育まれたタイを放流している。土肥さんは「利用した方からも『初心者でもタイが釣れる』と喜んでいただいている。釣れた魚はバーベキューと一緒に焼いて食べるのもお勧め」と話す。釣り堀は宿泊客以外でも利用可能。

 四国方面からは、今治~岡村間のフェリーで行くことができる。オープンから1年を通して、愛媛県から訪れる客が最も多かったという。土肥さんは「2棟限定でペット同伴可能なテントもある。プライベートドッグラン付きという点が喜ばれ、ペット連れで利用するお客さまも多かった」と振り返る。

 「テント内は天井が高く前面が透明になっているので、変わりゆく空の色やオーシャンビューを室内からでも楽しめる。満点の星空の下で、大切な人とたき火を囲み語り合う時間を楽しんでほしい」と土肥さん。「これからも非日常のグランピング滞在を提供できたら」と意気込む。

 宿泊料金は素泊まり8,800円~(4人利用時)。予約はウェブサイトで受け付ける。

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