愛媛県歴史文化博物館(西予市宇和町)の特別展「サンリオデザイナー展」で展示されている、独創的な絵付けを施された素焼きのポムポムプリンが現在、Xで話題を集めている。
素焼きのポムポムプリンに色付けし世界に一つだけの作品を作るもので、館内に展示した作品例を見たという「縄文ZINE」さんが9月2日、「参加者の作品のレベルが高すぎる」とXに写真を投稿した。投稿には9月5日現在、1万以上のリポストと5万以上のいいねが付いており、「かわいさのレベルが異次元すぎる」「みんないい作品作るな」とのコメントがポストされている。
同館広報担当の幸拓己さんによると、「話題になった作品は、実は参加者のものではなく、松山南高校砥部分校デザイン科の生徒に絵付けしてもらったもの」だという。以前も同様のイベントでコラボした実績があり、今回も作品作りに協力してもらったという。「一人一人のアイデアが光る作品で、すごいの一言」と幸さんも感心する。
話題になった素焼きペイントのイベントについては、「Xで話題になったことで、会期中の予約枠が満席になった」と話す。「残念ながら、予約者以外に実際にペイントを体験してもらうことはできないが、話題となった作品は館内でも見ることができるので、ぜひ多くの人に来てもらえれば」と来館を呼びかける。
開館時間は9時~17時30分。月曜休館。観覧料は、大人(高校生以上)=1,200円、65歳以上=800円、小・中学生=600円。9月23日まで。