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今治でワークショップ「絵の具であそぼう」 子どもにアートの楽しさ伝える

全国各地で開かれているワークショップが今治でも開かれ、子どもも大人も絵の具遊びを楽しんだ

全国各地で開かれているワークショップが今治でも開かれ、子どもも大人も絵の具遊びを楽しんだ

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 アーティストの新宅百絵さんが主宰するワークショップ「絵の具であそぼう」が3月2日、「みなと交流センターはーばりー」(今治市片原町)で開催された。全国各地で開いている同ワークショップだが、今治での開催は初めて。午前・午後の2部制で、計150人が参加した。

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 初めに新宅さんから「普段はできない、全身での絵の具遊びを一生懸命に楽しんでほしい」と説明があり、参加者はそれぞれ、オレンジや緑、ピンクなど7色のアクリル絵の具を使って、床に敷き詰められた紙や服、手足や顔などに思い思いに描いた。

 3歳の息子と参加した今井沙織さんは「一昨年の新居浜での開催時に参加して、子どもが絵の具遊びの楽しさにハマった。今回で2回目の参加だが、楽しそうに遊んでいて連れて来て良かった」と話していた。

 新宅さんは2015(平成27)年、「子どもたちにアートの楽しさを伝えたい」と同ワークショップをスタート。その後、2019年に前澤友作さんの「お年玉100万円企画」に当選。100万円を資金源に約400人規模のアートイベントを地元・香川県で開くと、その様子が全国ネットのテレビ番組で取り上げられたことで注目が集まった。

 昨年は全国ツアーで23都道府県を回った。「たくさんの親子が参加してくれているが、『上手』『下手』という基準ではなく、伸び伸びと絵を描く時間を過ごしてもらうことを大切にしている。好きなことに夢中で取り組む姿を肯定することで、自己表現が身についたり、中には学校に行けなかった子どもが行けるようになったりもした。親にとっても子どもにとっても変化のきっかけになればという思いで、継続的に開いていきたい」と思いを話す。

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