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今治「来島海峡SA」がリニューアル5周年 記念イベントも

リニューアル5周年を迎える来島海峡サービスエリア、支配人兼店長の窪田さん

リニューアル5周年を迎える来島海峡サービスエリア、支配人兼店長の窪田さん

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 西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)のサービスエリア(SA)「来島海峡サービスエリア」(今治市大浜)が3月16日でリニューアル5周年を迎える。

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 同SAは1999(平成11)年のしまなみ海道開通に合わせてオープン。その後、建て替えによる改装工事を行い、2019年に現在の建物での営業を始めた。

 支配人兼店長の窪田大輔さんは、「2016年ごろ、オープンから20年たつのを前に、老朽化などもあって建て替えを検討した」と振り返る。2018年~2019年の建て替え工事期間中は、隣に仮設店舗を設け、営業を続けた。仮設店舗は再活用できることを念頭に木造で設計し、使用期間を終えてからは大三島に移築。現在は「大三島みんなのワイナリー」(大三島町)の醸造所として使われているという。

 改装工事に当たっては、「今治ならではのロケーションを生かし、瀬戸内海の多島美や来島海峡大橋、造船所のクレーンを望む風景を見渡せるように」と関連会社ともコンセプトを協議。展望室や展望テラスを備えた施設として生まれ変わった。店内では県内の土産を中心に1000アイテムをそろえ、地元企業と共同開発したオリジナル商品も20アイテムほどを取り扱う。

 「フードコートも全面ガラス張りで、カウンター席からは正面に瀬戸内海を望める。グループ客であっても、カウンターがまず埋まるほど、景色に感動してくれる人が多い」と窪田さん。

 昨年7月には、市内住民が有料道路を通過せずにSAに入れる「コミュニティーゲート」を新設した。「地元の人にも楽しんでもらえるような店作りも意識し、シーズンごとにのイベントやフェアを開くほか、日替わりランチも用意している。今治の人にもぜひ、気軽に立ち寄っていただければ」と呼びかける。

 今月17日までは5周年記念イベントも開催中。16日10時~15時にはキッチンカーが出店するほか、テント市も開く。

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