
「今治片山店 松屋・松のや複合店」(今治市片山3)が4月18日にオープンする。
同店は松屋フーズが展開するチェーン店のうち、牛めし・カレーなどを提供する「松屋」と、とんかつ店「松のや」の複合型店舗。今治市初出店となる。店内にはカウンターとテーブルで49席を用意し、ドライブスルーも完備する。
松屋ブランドのメニューは「牛めし」(並=430円)、「キムカル丼」(並=690円)、「牛焼肉定食」(840円)、「オリジナルカレー」(480円)など。5時~11時限定で、朝定食として「Wで選べる玉子かけごはん」(330円)なども提供する。松のやブランドのメニューは「ロースかつ定食」(670円)、「ロースかつ丼」(並=690円)など。
今治市出身で、現在同社で西日本エリアの地域統括部長を務める文田大輔さんは「以前は首都圏の出店数が圧倒的に多かったが、コロナ禍を機に計画を見直し、地方出店を強化している。中でも九州や四国への出店を拡大する中で、愛媛第2の都市・今治への出店が決まった」と話す。既に今治市喜田村への2号店の出店も予定しており、11月のオープンを目指すという。
今治店のオープンを記念して、現在、同店を含む全国35店舗で「今治焼豚玉子飯」(880円)を提供している。同メニューは「今治焼豚玉子飯 世界普及委員会」が味を監修しており、地域とコラボしたメニュー開発は同社初だという。今治店以外では、先行して今月15日から提供しているが、首都圏松屋カンパニーエリアマネジャーの鈴木量さんは「予想以上の売れ行きで、店によっては前倒しで売り切れの可能性も出てきた」と反響に驚く。「特に首都圏での反応が良く、チャーシューがたくさん入った『焼豚玉子飯』という商品の魅力や、地方の味を食べられる点に関心が集まったのでは」と話す。
文田さんは「若い人から高齢の方まで、さまざま世代のお客さまに気軽に来てほしい。秋ごろにはカレー専門ブランド『マイカリー食堂』も加わり、3店舗複合型店舗になる予定。期待してもらえれば」と意気込む。
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