今治の居酒屋「tsugumi(ツグミ)」(今治市中日吉町)が4月2日で4周年を迎えた。
今治の旬の地魚や焼き鳥にこだわった居酒屋。オープンキッチンとカウンター、テーブル席と半個室、座敷を備える。
店主の渡邊有祐さんは、2020年に閉店した「ろく助」(小泉)に15年以上務め、大将としても10年以上の経験を持つ。コロナ禍の影響は大きかったが、経験を生かして同店を開業した。かつて「ろく助」で渡邊さんと共に働いていた島原群弥さんも開業後に誘われ、合流した。
店長を務める島原さんは「『おいしい、安い、早い』をモットーに提供するよう心がけている。オープンキッチンでせわしなく料理するスタッフを見て、『見ているだけでも楽しい』という声を聞くこともあり、うれしい。キッチン内からお客さんのリアクションを見て、こちらも楽しみながら接客している」と話す。
「お客さまを驚かせたいという思いで、一品料理や創作料理など豊富なメニューを取りそろえている」という。4年間を振り返り、島原さんは「コロナ禍でのオープンで、当初は苦しい時期もあった。徐々に客足が伸び、今は常連客も増えた。駅前ということで観光客やサイクリストも来店してくれる」と話す。
「気さくなスタッフが多く、アットホームな雰囲気も店の売り。開店直後のゼロ次会や、2軒目としての利用など、いろいろなタイミングで利用してもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は17時30分~24時。日曜定休。