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波方町の玉生八幡神社で「おついたち市」 毎月1日に定期開催へ

おついたち市を主催した越智文香さん

おついたち市を主催した越智文香さん

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玉生八幡神社(今治市波方町波方)で2月1日、「おついたち市」のプレイベントが開催された。

波方町の玉生八幡神社で「おついたち市」

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 主催したのは波方町大浦の越智文香さん。「おはぎや外池」の屋号で和菓子の製造を手がける2代目。おついたち市は越智さんが「地元を元気にしたい」と企画。玉生八幡神社の境内に飲食や物販などのブースを出店し、地域の人に楽しんでもらうイベントとして3月1日から毎月1日に定期開催する。2月1日はプレイベントとして開いた。

 プレイベントでは「おはぎや外池」のおはぎやおこわ、餅などを販売。あいにくの雨天だったが市内を中心に朝から客が集まった。会場に足を運び商品を購入した波方町の瀬野孝雄さんは「これまでは地域で定期的に開く、人が集まるようなイベントがあまりなかった。おついたち市が定着して子どもたちも集まるようになれば一層にぎやかになり、地域が活性化する。取り組みを応援したい」と話す。

 会場に玉生八幡神社を選んだ理由について、越智さんは「神社は地域の財産であり、象徴的な場所。神社を中心に、かつてのにぎわいが取り戻せたら」と話す。古来の風習で毎月1日に神社に参詣する「お朔日(つたいち)参り」にちなみ、イベント名を「おついたち市」とした。今後は曜日に関わらず、毎月1日に開く。

「おはぎや外池」は越智さんの母が62歳の時に一念発起して創業。今は越智さんが2代目となり家族で協力しながら、さいさいきて屋(中寺)などに商品を展開している。越智さんは「母が立ち上げたおはぎやを受け継ぎながら、新しいチャレンジもしていきたい。地元の方が立ち寄るだけでなく、野菜の出品にトライしてみたり、新しい交流が生まれたりする場になれば」と話す。

今後は出店者を募りながら徐々に規模を拡大していく予定で、「物販のみならず地域の人が音楽やダンスを披露する場にもしていきたい」と意気込む。

毎月1日の10時~14時に開催。

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