カフェ「里山サロン」(今治市高橋)が4月24日で1周年を迎えた。
今治里山スタジアムのカフェが1周年を迎えた、広々としたテラス席はペット同伴可。
FC今治の本拠地、今治里山スタジアムのエリア内に位置する同店。試合がない日も営業し、モーニングやランチを提供している。店内にはテーブル席とキッズスペースを備え、里山の風景と芝生が広がるテラス席はペット同伴も可能。2023年8月にオープンした「里山ドッグラン」と併せて利用する愛犬家も多く、愛犬用の手作りジャーキーなども販売する。
店のコンセプトは「来るだけで誰か、何かのためになる優しい場所」。地元の食材を多く使う、容器や梱包などでプラスチック資材の使用を減らすなど、「環境にも人にも優しい店を目指している」という。メニューは愛媛県産の小麦粉を使ったスコーンと紅茶を中心に、スパイスから作る「里山カレー」(850円)や「県産ジビエと日本のハーブのファームガパオ」(880円)などのフードメニュー、ラテやコーヒーなどのドリンクメニューを提供する。
店長の黒澤慧子さんによると、「お客さまに楽しんでもらおう」と、昨年は試合日限定メニューや、期間限定メニューにも取り組んできたという。夏季限定で、自家製シロップで作るかき氷も販売。人気の高さを受け、今年は「桃」を使った新作かき氷を提供する予定だという。
黒澤さんは「オープンから1年がたち、ここが『居場所』になっているお客さまが増えてきてうれしい。食事だけでなく、ゆっくりと読書を楽しんだり、スタッフとの会話を楽しみに来てくれたりする方も増え、つながりが広がっている」と振り返る。「お客さまをお迎えするときには『いらっしゃいませ』ではなく『こんにちは』、見送る時には『行ってらっしゃい』と声をかける。単なる飲食店ではなく、友達の家に遊びに来るような感覚で来店してほしい」とも。
現在、1周年を記念して期間限定で「瀬戸内レモンとピスタチオのケーキ ドリンクセット」を割引価格で提供するほか、店内のメッセージボードに記入した人を対象に100円分の割引券を進呈している。「天気が良ければ好きなメニューをテイクアウトして、スタジアムでピクニックもお勧め。貸し切り利用もできるので、思い思いのシーンで利用してもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は9時~17時。月曜定休。