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今治で「こどものおみせやさん」 こどもの日に店の運営通じてお仕事体験

「こどものおみせやさん」が開催され、子どもたちが企画した雑貨店やワークショップなどが出店した

「こどものおみせやさん」が開催され、子どもたちが企画した雑貨店やワークショップなどが出店した

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 子ども向けのマルシェイベント「こどものおみせやさん」が5月3日、住居とオフィスを備えた賃貸物件「SOHO6」(今治市古国分)で開かれた。

今治で「こどものおみせやさん」 多くの客が足を運んだ

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 当日は、子どもたちが企画した店が複数出店し、雑貨店やスーパーボウルすくいなどの出し物、アクセサリー制作などのワークショップが行われた。各店では小学生の「店員」が元気よく、「いらっしゃいませ」「くじ引きしませんか」と客を呼び込んだり、商品の受け渡しやお金の管理をしたりするなどして奮闘した。

 店員の一人、小学4年の山本心咲ちゃんは「何を売るかから、自分たちで考えた。くじの景品に決めた折り紙の作品も自分たちで全部制作した」と話す。「お店屋さんになるのは初めての経験で、最初は難しかった。でも楽しい」と笑顔を見せていた。

 SOHO6では、これまでもマルシェを不定期で開いてきた。実行委員会メンバーの一人で、SOHO6に学習塾を構える別府菜摘さんは「今回はこどもの日が近かったこともあり、地域の子どもたちが参加できるイベントを企画した。子どもたちが主体となって商品や値段を決めることで、お金の仕組みやお金を頂くことへの感謝を学ぶいい機会にしたかった」と企画趣旨を振り返る。

 「接客する子どもたちを見て『しっかりしているな』と感心した。参加者にも好評だったので、今後もまた同様のイベントを企画したい」と別府さん。「店員としても、客としても、いろいろな子どもたちに参加してもらえたら」と期待を込める。

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