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今治で初の「国際交流運動会」 地元高校生や留学生など参加

参加者とスタッフによる集合写真。ベトナムやミャンマーなどアジア圏の国から参加者が集まった

参加者とスタッフによる集合写真。ベトナムやミャンマーなどアジア圏の国から参加者が集まった

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 愛媛県内に住む外国人や留学生、国際交流に興味のある地元住民を対象とした「国際交流運動会」が10月20日、今治市営中央体育館(今治市別宮町)で開催された。

県内に住む外国人や留学生と地元住民が国際交流

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 主催はNPO法人「えひめインターナショナル Meet-up」。松山市や新居浜市を中心に、県内在住の外国人労働者や留学生と、地元住民との交流を図るイベントやコミュニティーづくりを行っている。今回、今治での開催は初めて。企画にはFC今治高校の高校生11人も加わり、告知や進行などを共に担った。

 当日は、今治市や西条市を中心に、留学生や外国人労働者、地元住民など7カ国の25人が参加。準備運動として「ラジオ体操」を行った後、5チームによる団体戦で、二人三脚をしながら行う借り物競走と、スプーンを使ってボールなどを運ぶスプーンリレーの2種目を行った。初めはよそよそしかった参加者たちだったが、徐々に打ち解け、最後は歓声が飛び交うほど盛り上がった。

 同団体代表の谷村一成さんは「スポーツだと、身ぶりやジェスチャーなどのノンバーバルコミュニケーションで意思疎通が取りやすく、言葉が分からなくても交流しやすい」と話す。「国籍や言語など多様なメンバーが、スポーツを通して協力しつながることができた。今後も、今治で暮らす外国人の皆さんが地域とつながる機会を増やしていきたい」と意気込む。

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