ラーメン店「トリトンラーメン」(今治市東村南)が10月17日、オープンした。
塩ラーメンを専門に提供する同店は、高知市内にある「らーめん食堂一心namihana(なみはな)」の2号店。1号店店主の妻である川内未来さんが「夫が作るおいしいラーメンを広めたい」という思いで出店を決意した。
今治で出店した理由について、川内さんは「始めは高知県内で場所を探したがなかなか見つからず、たまたま縁があり今治で場所が見つかった」と話す。ラーメン店跡を改装し、内装をDIYしてオープンにこぎ着けた。
店内は、カウンター6席とテーブル18席の計24席を備える。店内は「女性や家族連れでも気軽に来てほしい」と、海をイメージした水色と白を基調に、「柔らかい雰囲気を重視した」という。
メニューは、高知店でも人気の高いメニューを中心に選定し、「汐らーめん」(880円)、エビのエキスをスープに使った「えびそば」(930円)、「鶏白湯らーめん」「白ごま担々麺」(以上980円)、「汐油そば」(880円)、「えび油そば」(930円)など麺類8種類を用意。「親子丼」「チャーシュー丼」(以上580円)、「焼きギョーザ」(220円)なども提供する。
かつては看護師として働いていた川内さん。元々うどん派で、ラーメンはあまり食べなかったというが、「夫が作る塩ラーメンはあっさりしていて、朝からでも食べられる」と言い、7年ほど前からラーメン店をサポートしてきた。現在、川内さんは単身赴任。夫と子どもは高知県で暮らしており、週末は子どもが泊まりに来る生活を送る。
「まだまだ始まったばかりだが、ありがたいことに多くのお客さまに来てもらっている。接客の向上や、スムーズな商品提供など、お客さまに満足いただけて『また来たい』と思ってもらえる店づくりをしていきたい」と川内さん。「『おいしい』と声をかけられるとうれしい。夫婦、家族で力を合わせて、うまくいけば3号店にもチャレンジしたい」と意気込む。
営業時間は、10時~15時、17時~19時30分。