
今治市が現在、3月23日に発生し今なお鎮圧に至っていない山林火災に関して「ふるさと納税」で寄付を受け付けている。
26日16時ごろから、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」に特設ページを開設。寄付された支援金は山火事対策や被災者支援などに充てる。支援金は「ふるさと納税」の対象となり、所定の手続きを経ることで一部が所得税や個人住民税から控除される。災害復旧支援金のため返礼品は設けない。
ポータルサイト以外では、今治市i.i.imabari!推進課のホームページに掲載する寄付申込書に記入すれば、電子メール、ファクス、郵送、市役所の窓口でも同様に寄付を受け付ける。
27日11時時点での支援金は約176万円。同課の有本大さんは「ありがたいことに多くの支援が集まっている」と感謝を口にする。
今治市内では27日午後から夜にかけて雨の予報で、火事の沈静化に期待が集まる。