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今治で「ChatGPT活用セミナー」 業務効率化とデジタル化を後押し

会場には参加者およそ60名が集まった。

会場には参加者およそ60名が集まった。

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 ChatGPTに関するセミナー「ChatGPTで仕事の生産性と質を10倍向上させる方法」が2月13日、今治地域地場産業振興センター(今治市旭町)で開かれた。

「ChatGPT活用セミナー」開催

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 市内の企業担当者やフリーランスを対象に、今治市とSUNABACO(熊本県八代市)が主催。日本マイクロソフトのエンジニアである畠山大有さんを講師に招き、文章の校正や資料作成の自動化など、ChatGPTの業務における具体的な活用例を学んだ。会場にはおよそ60人が集まり、オンライン参加を合わせると300人以上が参加した。

 畠山さんは「AIが仕事を奪うことはない。仕事を奪うのは既にAIを使い始めている企業や同僚」と、最新テクノロジーを生かす必要性を呼びかけた。

 SUNABACOは2023年6月より、今治市常盤町に拠点を構えている。代表を務める中村まことさんは「産業を発展させようという市の熱い思いに共感し、今治に拠点を開設した。DXを通じて海事都市今治のまちづくりに貢献したい」と話し、今回のセミナーについては、「まずはAIがどういうものかを分かってもらうことが大切。その後、実際にやってみる中で役立つことを実感してもらえれば」と期待を込める。

 参加した岡田英樹さんは「会社内でもDX推進室が立ち上がるなど、デジタル化への対応が進んでいる。今日聞いた内容を社内でも共有し、知見を広げていきたい」と話した。

 SUNABACOでは今後も、プログラミング教育やAI人材育成に関するセミナーや勉強会を継続して行っていく予定。

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