パーソナルスタジオ「Green Gym(グリーンジム)」(今治市南高下町)がオープンして、10月15日で1カ月がたつ。
開業したのは赤松佑洸さん・愛実さん夫婦。佑洸さんはこれまで市内のフィットネスクラブでパーソナルトレーナーを務めてきた。「初心者でも人目を気にせず利用しやすく、継続して体づくりに取り組める環境を」と、オープンを決意した。
完全個室の同スタジオ。スミスマシンやランニングマシンを備え、壁は同スタジオのイメージカラーである緑色に仕上げた。「ジムらしくない雰囲気で、リラックスして過ごしてほしい。初心者歓迎の意味も込めて、緑をイメージカラーに選んだ」と佑洸さん。3児の子を持つ親でもある赤松さん夫婦。「子連れで運動できる空間があれば」という思いから、テレビを設置するなどし、子どもと一緒の利用も受け入れる。
佑洸さんは現在31歳。学生時代は「やせ型だった」というが、社会人になり不規則な生活で体重が増加。20代後半には80キロまで増えたという。その後、「本気で体形改善をやってみよう」とジムに通い始め、半年ほどで約20キロの減量に成功した。
「痩せて人生が変わった。体も健康になった」と佑洸さん。「運動はきついイメージもあるが、自分に合った方法が見つかれば無理なく続けられる。経験談も伝えながら、健康づくりの手伝いができれば」と意気込む。
愛実さんはヨガのインストラクターとして、1年ほど前から市内で活動してきた。産後の心身不調がヨガを始めたきっかけだったという。現在も市内の幼稚園での親子ヨガを開くなど、産後のケアに寄り添う活動に取り組む。同スタジオでは一般的なヨガのほか、産後のストレッチなども教えるという。
佑洸さんは「運動が習慣になれば、健康に過ごせる時間も長くなる。いつから始めても遅いということはない。今治の人の健康を応援したい」と話す。
メニューはパーソナルトレーニングとヨガのほか、レンタルジムとしての利用も可能。日程や時間帯は利用者と調整して決める。要予約。