「今治里山スタジアムの夜空を楽しむ焚火イベント」が2月26日、今治里山スタジアム(今治市高橋)で開催された。
同イベントはにぎわい創りの一環として、今治里山スタジアムを管理・運営する「今治.夢スポーツ」(高橋)が企画。社員を対象にした検証を経て、今回初めて一般参加を募った。
イベントには21人の参加枠に70人近くからの応募があり、抽選で選ばれた11組22人が参加した。参加者はたき火を囲みながら夜空をのんびり眺め、会話を楽しんだ。
企画を担当した里山スタジアム統括グループの遠藤政樹さんは「里山スタジアムを、人が集まる交流拠点にしていきたいという思いで企画した。星が良く見えるロケーションと、火が使えるという特徴から、たき火イベントを思いついた」と経緯を話す。
イベントでは自分たちでまきを割ったり、マシュマロを焼く竹串を自作したりするなどのアウトドアを体験。「里山サロン」のスコーンやアルコール、紅茶などを用意し、火を囲みながら交流を深めた。
娘と参加した近所に住む越智彩さんは「以前は山だった場所がスタジアムになり、人が集まる場所になったことに感慨深さを感じる。サッカーだけでなく、これからもいろんなイベントがあったら嬉しい。また参加したい」と話していた。
遠藤さんは「火を囲んで参加者同士が会話したり、交流が生まれたりして良かった。改善点も分かったので、次につなげていきたい」と今後に向けて意欲を見せた。