
城南織物(今治市東鳥生町)が「日本一長い」タオルマフラーを制作し、SNS上で投稿したところ、じわりと話題を集めている。
同商品は長さ2メートル20センチのタオルマフラー。同社専務の広瀬健さんは「『マフラータオル』というものはあっても、実際にマフラーになるほど長いものは世の中に見当たらなかった。だったら作ってみて、市場の反応を見てみようと思った」と制作意図を話す。「細かい柄などデザイン性の高い表現ができるのがタオルの良いところ」と廣瀬さん。マフラーの両端に、それぞれペンギンと白クマをあしらい、合わせると2匹が出合うデザインを施した。
12月3日に同商品をSNSで投稿したところ4万回以上の閲覧があり、「タオル素材のマフラーが欲しかった」「寒さも防げて通気性も良さそう」などの反応が見られた。
廣瀬さんは「予想以上に反応が良かった。今回は試作だが、今後はいろいろな意見を踏まえて改良し、販売も視野に入れていきたい」と話す。
今年で創業110年を迎えた同社。長年、OEM製造を中心としたBtoBに力を入れてきたが、「会社の幅を、より広げたい」との思いから、近年、自社ブランドの開発に着手。「一般顧客に向けた商品開発や販売のノウハウはなかった」が、SNSを利用したテストマーケティングなどを経て知見を蓄えてきた。廣瀬さんは「今後はECサイトのオープンも控えている。お客さまに喜んでもらえる商品をいろいろ生み出していきたい」と意気込む。