おでんや一品料理を提供する料理店「ごはんの仕合わせito(いと)」(今治市蔵敷町)がオープンして、3月24日で半年がたった。
店主は20年以上にわたり、飲食店で調理やサービスを経験。「飲食業界が好きで、誰かに喜んでもらう瞬間が好き」と話す。これまでの経験を生かして、「他の店にはない、自分のやりたいスタイルでやろう」と開業した。
同店の「お薦め」メニューは「おでん」。店主が長年、自宅で家族に振る舞っていた「家庭の味」を提供する。ピーマンを冷水でパリパリにし、特製の肉みそと食べる「肉みそパリピ」(550円)やナスを一本丸ごと揚げた「なすび丸ごとフライ」(850円)など一風変わったメニューもそろえる。
「思いついた食材でメニューを作るので『何屋さんなのか』とよく聞かれる。メニュー考案には、2人の娘が若い視点で協力してくれている。『あっ』と驚くようなインパクトのあるメニューで、来てくれたお客さんを驚かせたい」と店主。
オープン半年ながら常連客も増えているという。「先日は、常連が店内でお客さんを巻き込んで公開プロポーズを行い、居合わせたお客さんもみんなで祝った。アットホームな雰囲気に魅力を感じてもらって、人が集まる場所になれれば」と期待を込める。
営業時間は17時~23時。水曜定休。