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休暇村瀬戸内東予が60周年 「同じ誕生日」でペア宿泊券、ビュッフェで今治焼鳥も

12月17日に60周年を迎えたリゾートホテル休暇村瀬戸内東予、営業課長の徳増達朗さん。

12月17日に60周年を迎えたリゾートホテル休暇村瀬戸内東予、営業課長の徳増達朗さん。

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 リゾートホテル休暇村瀬戸内東予(西条市河原津)が12月17日、60周年を迎えた。

西条・休暇村瀬戸内東予 今治名物・焼鳥などビュッフェに登場

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 1965(昭和40)年12月、瀬戸内海国立公園内にオープンした同施設。全室で瀬戸内海を一望できるオーシャンビューの客室を備えるほか、キャンプ場や本谷温泉を源泉とした「ひうちなだ温泉」も整備。豊かな自然と温泉を楽しめるリゾートとして親しまれてきた。

 60周年を記念した特別企画として、ホテルのビュッフェでは「うまいもん市」を展開。同じく60周年を迎えた系列ホテルのご当地グルメとして、岩手・網張温泉の「ジャージャー麺」、秋田・乳頭温泉郷の「きりたんぽ鍋」、新潟・妙高の「清酒 八海山」、鹿児島・指宿の「きびなごの天ぷら」、瀬戸内東予の「今治鉄板風焼鳥」が並ぶ。

 2月27日までの宿泊客にはプレゼント企画を実施。60代、1960年代生まれなど、60にちなんだ数字を申告すると記念品が受け取れるほか、同施設と同じ1965年生まれ、または12月17日生まれの人にオリジナル今治タオルをプレゼント。まさに「同じ誕生日」の1965年12月17日生まれの人には、ペア宿泊券をプレゼントする。

 営業課長の徳増達朗さんは「県外からの観光客も多いが、地元の皆さまの支えがあってここまで続けられた」と感謝の言葉を口にする。「コロナ禍でも一度も休館せず営業できたのは、地元の方々が『この場所まで閉まったら寂しい』と言って日帰り温泉や食事を利用してくださったことが大きかった」と振り返る。

 今年3月には、施設周辺で発生した山火事により園地近くまで炎が迫る場面もあった。「いざというときに逃げられるよう館内放送を行いながら、大変な数日を過ごした。鎮火後はお客さまから『何もなくて良かった』と声をかけてもらい、大きな励みになった」とも。

 西条市出身の徳増さん。「石鎚山の景色は、ここからの眺めが一番きれいだと自負している。夏には海岸まで下りて海ホタルの鑑賞会を開いたり、工場夜景を楽しんだり。素晴らしいロケーションに恵まれている」と話す。

 「西条の名水・うちぬきがあり、今治のおいしいグルメがある。まだまだたくさんある愛媛のさまざまな魅力を形にして、これからもお客さまに届けたい」と意気込む。

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