サッカーJ2のFC今治が1月18日、トレーニングキャンプを行う高知県へ向けて出発した。
アシックス里山スタジアム(今治市高橋)で開かれた出発式には、およそ250人のサポーターが集まり、選手らを見送った。「お見送りハイタッチ」では、抽選で選ばれた50人のサポーターが選手と手を合わせながら、口々に応援の言葉を投げかけた。
高知県でのキャンプ開催は今回が初めて。2月2日まで滞在し、試合や練習を重ねる予定。
1月11日には「2025FC今治キックオフカンファレンス」を開き、今シーズンの方針について発表した同クラブ。当日、ビデオメッセージで登場した岡田武史会長は「1年目から死に物狂いでJ1昇格を目指す」と宣言。今シーズンのスローガンとして「RE:BOOST!さらに前進」を掲げることも、併せて発表した。
今治市出身の近藤高虎選手は、自身の昨シーズンの得点数を挙げ、「今年は6点以上、点を決められるように頑張りたい」と力を込める。J3リーグで得点王となったマルクス・ヴィニシウス選手は「目標はJ1昇格と得点王」と意気込んだ。
今シーズンは新加入選手10人を迎え、選手31人、スタッフ19人体制で、初となるJ2の舞台に挑む。開幕戦は2月16日、ホームでブラウブリッツ秋田と対戦する。