
スペシャルティコーヒー店が集まるイベント「COFFEE CULTURE IMPORT(コーヒー・カルチャー・インポート)」が5月31日・6月1日の2日間、イオンモール今治新都市(今治市にぎわい広場)で開催された。
今治でスペシャルティーコーヒーのイベント「COFFEE CULTURE IMPORT」
3回目となる今回は、大阪・兵庫・広島・福岡からスペシャルティコーヒー店4店舗が出店。来場者はそれぞれの店主に味の特徴を聞きながら、産地や焙煎(ばいせん)などにこだわったコーヒーを楽しんだ。
市内在住の40代女性は「初回から参加していて、毎回、『これもコーヒーなのか』と驚くようなフレーバーのコーヒーに出合えるのが楽しい。今回も気に入った品種を見つけたので豆も購入した。いろいろな店のコーヒーが飲み比べられて、浅いりコーヒーもこのイベントがきっかけで興味を持つようになった」と話していた。中には、コーヒー1杯が1,500円する希少な品種や、今回のイベントのために特別にブレンドした豆も並び、イベント終了前に売り切れてしまうものもあった。
当日はコーヒーに合うパンやお菓子、カレーなどのフードのほか、雑貨店の出店、ジャズやスチールパンによる音楽ライブもあった。スチールパンを演奏したメンバーの一人は「スペシャルティコーヒーのイベントだけあって、カルチャーやトレンドの感度の高い人が集まっている印象。出演する側も楽しませてもらっている」と話す。来場者はコーヒーを片手に食事を楽しんだり、音楽に聴き入ったりと、思い思いの過ごし方で楽しんでいた。
イベントを企画した越智商店の越智亮太さんは「2日間とも天気に恵まれ、多くの方にコーヒーを楽しんでもらえて良かった。次回は秋に開催予定で、次もさまざまな仕かけを考えている。このイベントをさらに定着させていきたい」と意気込みを見せる。