食べる 学ぶ・知る

FC今治の選手、地元小学校でコラボ給食楽しむ 子どもたちとの交流も

FC今治の笹修大選手、弓場堅真選手、阿部稜汰選手が今治市立九和小学校を訪問し、児童たちとコラボ給食を楽しんだ。

FC今治の笹修大選手、弓場堅真選手、阿部稜汰選手が今治市立九和小学校を訪問し、児童たちとコラボ給食を楽しんだ。

  • 0

  •  

 FC今治のトップチームの選手たちが7月2日、今治市立九和小学校(今治市玉川町摺木)を訪問し、児童たちとコラボ給食を楽しんだ。選手が学校を訪れて児童と共にコラボ給食を囲むのは今回が初めて。

FC今治の選手にゆかりのあるメニューが登場 コラボ給食

[広告]

 コラボ給食は、今治市教育委員会学校給食課とFC今治が2021年から続けている取り組み。FC今治の選手やスタッフにゆかりのあるメニューが月1回、市内の幼稚園、保育所、小学校、中学校の給食に登場する。選手の思い出の給食や得意料理、出身地の郷土料理などが地元食材を使ってメニューに反映され、食を通じて子どもたちの食への関心を高める機会となっている。

 当日、九和小学校に登場したのは、弓場堅真選手と、笹修大選手、阿部稜汰選手の3人。教室に選手たちが姿を現すと、子どもたちは大きな拍手で迎えた。この日の給食は、大阪出身の弓場堅真選手とのコラボによる「もちもちたこ焼き」を含む特別な献立。給食が始まると、選手たちは児童と一緒に輪になり、和やかな雰囲気の中で共に食事を楽しんだ。

 児童からは、「コラボ給食のもちもちたこ焼きがおいしかった」「サッカー選手がかっこよくて、一緒に遊べて楽しかった」などの喜びの声が聞かれた。阿部選手は「今日は皆さんに元気をもらったので、試合日には皆さんに元気を与えられるように頑張ろうと思う」と話し、交流の機会を楽しんだ様子だった。

 今治市教育委員会学校給食課の職員は「こうした取り組みは、食育という観点はもちろん、地域とのつながりや子どもたちの憧れ・夢を育む貴重な機会。今後も継続していきたい」と話す。FC今治のスタッフも「今回の選手と生徒たちの直接の交流を通じて、選手やクラブを身近に感じてもらい、FC今治が街にあることで楽しみを感じてくれる子どもたちが増えれば」と話し、地域との絆を一層深めることへの期待を寄せた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース