今治市合併20周年を記念した「第5回今治落語会」が12月7日、今治市公会堂(今治市別宮町1)で開催される。プロデュースを手がけるのは、今治タオルの名誉タオルソムリエとしても知られる落語家・春風亭昇太さん。昨年度始まった全9回シリーズの折り返しとなる。
主催は今治落語実行委員会。実行委員長を務める七福タオル(今治市富田新港1)の河北泰三社長は昇太さんの大学落研の後輩で、長年にわたる親交がある。これまでにも、自社の周年記念などで春風亭昇太さんや立川志の輔さんを招き、落語会を企画してきた。昨年度、今治市合併20周年を機に「今治に落語文化を根付かせよう」と、今治市との共催で全9回のシリーズを開催している。
今回の第5回は「今治に長らく根付くジャズ文化と落語文化の融合」をテーマに、「落語と音楽が交差する」ステージを展開。2023年に惜しまれつつも、25回の歴史に幕を下ろした「今治ジャズタウン」で活躍してきたジャズプレーヤーと落語家が共演するほか、三味線漫談で知られる桂小すみさんも出演し、「笑いと音楽が織りなす特別公演になる」という。
副委員長の関清剛さんは「音曲師である桂さんの手も加わって、洋と和がどうコラボするのか楽しんでほしい」と呼びかける。
チケットは全席指定で5,000円。ローソンチケット、明屋書店今治本店、七福タオル本社で取り扱う。