イオンモール今治新都市(今治市高橋)の屋外広場「しまなみオープンパーク」が3月2日、リニューアルオープンした。
既存の水遊び広場やイベント時には舞台として活用する屋根付きデッキ広場に加え、1~3歳向けの「とことこエリア」と、幅広い年齢の子ども向けの「ぼうけんエリア」を新たに設置した。
イオンモール今治新都市の池田佳奈美さんによれば、「イオンモールが目指す『遊びと教育』という方針に沿って広場のあり方を再考」し、空間プロデュースは教育玩具・遊具の輸入や販売と遊び場づくりを展開するボーネルンドが手がけたという。ボーネルンド担当の井上孝治さんは「エリアごとに月齢や年齢に応じた遊具を採用し、回る・揺れる・上る・滑るなどの体の動かし方を学べる仕掛けを取り入れた。遊具は海をイメージした海賊船やイルカをモチーフとしており、地域らしさにもこだわった」と話す。
「これまで存在していたエリア内の段差や仕切りをなくして、フラットな空間にすることで、乳幼児や車いすユーザーなど誰もが遊びやすい広場を目指した」と井上さん。遊具もインクルーシブデザインにこだわり、座ったり寝そべったりして乗れるシーソーなどを設置している。
リニューアルしたオープンパークで遊んだ池田陽南子ちゃんと近藤涼太くんは「新しい遊び場ができてうれしい。滑り台が楽しかった」と話していた。母親は「工事中から完成を親子で心待ちにしていた。今までは買い物が終わると公園に行っていたが、遊具ができたことで親子とも楽しく過ごせるようになって、ありがたい」と話す。
池田佳奈美さんは「いろいろな楽しみ方ができる広場になった。にぎわいの拠点になれば」と期待を込める。
営業時間は10時~21時。