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今治・綱敷天満神社近くに「サクラ咲くフルーツ店」 季節のフルーツ使う

店主の大澤舞子さん。ポップで華やかな雰囲気の内装に、訪れた人からは「外国に来たみたい」との声も上がるそう。

店主の大澤舞子さん。ポップで華やかな雰囲気の内装に、訪れた人からは「外国に来たみたい」との声も上がるそう。

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 カフェ「サクラ咲くフルーツ店」(今治市桜井)が11月23日、綱敷天満神社の参道近くにオープンした。

フルーツがふんだんに使われた「フレンチトーストプレート」

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 季節のフルーツをカットし盛り付けるフルーツプレートがメインの同店。店内に21席とテラス席を用意する。テラスはペット同伴も可。

 メニューは、「季節のフルーツ&アイスクリームプレート」「フレンチトーストプレート」などのスイーツや、「季節のサラダガレット」(以上1,800円)、フルーツをルーに溶け込ませた「瀬戸内鯛カレー」(1,500円)などの食事メニューを用意する。ドリンクは「コーヒー」(500円)、「カフェラテ」(650円)、「季節のフルーツジュース」(900円)などをラインアップ。学問の神様として知られる神社の参道という立地を生かし、「合格祈願など、参拝時の名物になるように」と「サクラ咲く餅」(800円)もそろえる。

 店主の大澤舞子さんは長年、市内でラウンジや水産加工品会社を経営してきた。コロナ禍をきっかけに「子育ても落ち着き、何か新しいことを」と思い、フルーツアレンジメントの技術をオンラインで習得。以来、注文制で、誕生日や祝い事などにフルーツのアレンジメント商品を販売してきた。

 「当初は店を開く気はなかった」という大澤さん。しかし技術を教わった講師の後押しもあり、徐々に気持ちが傾いたという。「店を構えるなら、自然の近くでゆっくりできる場所を」と物件を探したところ、綱敷天満神社近くの同物件に巡り合った。「市内から距離もあり、わざわざお客さまに来てもらうためには特別な雰囲気を表現したい」と色や柄の入った壁紙を組み合わせるなどし、あえて「異色な」店づくりを意識したという。「(個人的にも)夜行けるカフェが欲しいと思っていた」ことから、営業時間は22時までとした。

 今後について、「綱敷天満神社にお参りに来た人や地域の方がふらっと立ち寄れる場所になれれば。レジャーシートも用意しているので、暖かい季節には外でティータイムを楽しんでもらいたい」と話す。

 営業時間は13時~22時。火曜・水曜定休。

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