今治の道の駅「伯方S・Cパーク マリンオアシス伯方」(今治市伯方町)に12月25日、カラフルな「SHIMANAMI(しまなみ)」のモニュメントが設置された。
伯方島に「SHIMANAMI」モニュメント、しまなみ海道に映える
設置したのは今治市。しまなみ振興局の矢野圭悟局長によると、「同日に完成した『しまなみ総合庁舎』(伯方町)の落成を記念し、建築工事を担っていただいた『越智昇鉄工』(阿方)より、何か記念に残るものを寄贈したいと申し出をいただいた。せっかくならば、サイクリストなど観光客が多く訪れるこの場所に新たな撮影スポットを作りたいと思い、モニュメントの製造を依頼した」と話す。
設置されたのは、アルファベットの「SHIMANAMI」をピンク・青・黄色で彩った鉄製のモニュメント。横幅約8メートルで、伯方ビーチを背景に設置した。矢野さんは「『HAKATA』や『いまばり』など、いろいろ検討を重ね、ブランド力のある『SHIMANAMI』を選んだ。色の選定については3パターンまで絞り、町民や、『サイクリングしまなみ』に訪れたサイクリストにアンケートを実施して、最も得票の多かったものに決定した」と話す。今治市のキャッチコピーである「i.i.imabari!」のロゴマークと合わせた3色を配したカラフルなデザインが選ばれた。
設置して以降、自転車と一緒に撮影する人の姿も多く見られるという。矢野さんは「たくさんの人に、写真を撮りに訪れてほしい」と呼びかける。