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今治で四国アマチュアキックボクシング大会 県内外から65人出場

上位の対戦クラスでは、将来プロ選手を目指す出場者もいた。

上位の対戦クラスでは、将来プロ選手を目指す出場者もいた。

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 今治では15年ぶり3回目となる「第63回四国アマチュアキックボクシング大会」が3月23日、今治のキックボクシングジム「ROX GYM」(今治市石井町)で開催された。

四国アマチュアキックボクシング大会 開会式の様子

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 武勇会館(松山市)に本部を置く「四国アマチュアキックボクシング連盟」は、四国の青少年の健全な育成とアマチュアキックボクシングの発展向上のため、2007(平成19)年に発足。年3回、アマチュア大会を開催しており、今大会は連盟理事を務める「ROX GYM」主催で、県内外の15のジムから65人の選手がエントリーした。

 大会に出場できるのは小学生以上で、男女問わずアマチュア選手のみ。1人1試合から出場でき、全29試合がマッチメークされた。選手は体重により階級分けされ、小中学生の試合時間は1分30秒2ラウンド。一般選手は実力に応じてA・B・Cクラスに分かれて対戦し、試合時間は1分30秒~2分(2ラウンド)。勝利者にはトロフィーが授与された。

 今大会の出場者は、最年少が小学2年生、最年長が48歳。愛媛県外では、高知、徳島、香川、神戸からの出場があった。今治市内からも多くの小学生が出場し、見事KO勝ちした別宮小学校5年の松本光龍君は「普段の練習通りにできた。最初からKOを狙っていたが、結果が出せて良かった」と声を弾ませた。

 「ROX GYM」代表で、四国アマチュアキックボクシング連盟理事、武勇会館今治支部長を務める冨田雅斗さんは「大会があることが練習生のモチベーションにつながり、1カ月前から追い込んで練習を行った。経験を積ませる場、また目標作りの場ができて良かった」と振り返る。「今治でキックボクシングをもっとメジャーなスポーツにしたい、地方から将来強い選手を輩出できるようにと大会を開催した。今後は年に1度のペースで、今治で開催していけたら」と意気込む。次回大会は6月29日、武勇会館で行う。

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