伝統的な大衆演芸「ボードビル」を精力的に展開する上の助空五郎さんが9月11日、「今治ホホホ座」(今治市共栄町1)で音楽ライブを開催する。
花形演芸大賞受賞のヴォードヴィリアン・上の助空五郎、今治でライブ開催
上の助空五郎さんは岐阜・飛騨高山出身のボードビリアンであり、シンガー・ソングライター。幼少期から民謡や日本舞踊、ピアノに親しみ、海外で目にしたタップダンスに刺激を受けてパフォーマンスの道へ進んだ。 国内の劇団やバンド活動を経て、2014(平成26)年にはカナダ・モントリオールのコンテストで優勝。2017(平成29)年には「ボーイズバラエティー協会」へ加盟し、落語会や寄席などで独自のステージを披露してきた。2024年に「花形演芸大賞」銀賞、2025年に金賞、今年は大賞を受賞するなど高い評価を得ている。
ボードビルは、弾き語りやタップダンス、コメディーなどを交えた大衆演芸。1900年代初頭の欧米で発展し、日本でも風刺歌付きの演芸ショーとして親しまれてきた。空五郎さんもウクレレの弾き語りやタップダンス、コントを融合させた独自のスタイルで、ライブハウスから寄席まで幅広い場で活動を続けている。
今回は、新作アルバム「七七七五」の今年6月リリースを記念したライブ。空五郎さんの地元である飛騨高山や能登、郡上に伝わる民謡をオリジナルアレンジで歌っている音源で、「野麦イササ」「飛騨やんさ」「かわさき(郡上節)」といった飛騨・郡上などの代表的な民謡を、ブラジル音楽やジャズ、ボードビルと融合させたサウンドが特徴となっている。
ライブを企画した同店の豊島吾一さんは「ジャズやボサノバなど、いわゆる『ボードビル』という形を、良い意味で軽やかに越境しているのが空五郎さんの魅力。当日もソロパフォーマンスはもちろん、音源に参加したバンドメンバーも今治に来るためバンド編成での演奏も聴ける。ぜひいろいろな空五郎さんサウンドを楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。
19時開場、19時30分開演。料金は、事前予約=4,000円、当日=4,500円。予約はメールで受け付ける。