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今治・大三島のバル「アメリ」 冬季限定ですし提供 北陸の鮮魚使う

「うみまちバルアメリ」オーナーシェフの鍋島晟実さん。フレンチシェフであり、すし職人でもある。

「うみまちバルアメリ」オーナーシェフの鍋島晟実さん。フレンチシェフであり、すし職人でもある。

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 「うみまちバルアメリ」(今治市大三島町)が現在、冬季限定ですしを提供している。

ブリにシメサバ…北陸の鮮魚を使ったすし

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 同店は昨年4月にオープンしたバル。経営するのはシェフの鍋島晟実さんとスタッフの酒井隼さん。2人とも北陸出身で、石川県から今治市へ移住した。

 普段はフレンチをベースにした洋食を提供する同店。鍋島さんは「大三島は観光のお客さまも多く、シーズンオフになる冬場は客数が減ると周囲から話を聞いていた。それであれば、いつもとは違うことをして話題作りをしようと考えた」と話す。

 鍋島さんはこれまで、フレンチシェフとしてホテルでの勤務経験のほか、すし店でもキャリアを積んできた。「冬場は一番、魚がおいしい時季。地元・北陸の魚を使って、すしを振る舞いたいと思った」という。

 ランチタイムには、「上ランチ」(4,000円)、「特上ランチ」(6,000円)を用意する。ランチにはすし盛り合わせのほか、汁物や加賀のほうじ茶もセットで提供。セットの甘味には、「すしに合わせて」鍋島さんの祖父母が地元・富山県で営む和菓子店の商品を使う。ランチ・ディナータイム共通で、予約制で「特別コース」(8,000円)も提供する。

 鍋島さんは「魚や米に加え、しょうゆ、みそなどの調味料も、石川県と富山県産のものを取り寄せている。産地直送のおいしい魚と併せて、北陸の味を楽しんでほしい」と話す。「『アメリに行ったら面白い体験ができるね』と言ってもらえるようなサービスや接客を心がけたい」とも。

 営業時間は11時~15時(夜は予約制)。水曜・木曜定休。提供は3月末まで。

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