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今治港で夕涼み会「内港マレコン」 海風に当たりながら交流

今治港の桟橋近くで夕涼み会「内港マレコン」が開催された。会場では音楽も流れ、景色と雰囲気も楽しんだ。

今治港の桟橋近くで夕涼み会「内港マレコン」が開催された。会場では音楽も流れ、景色と雰囲気も楽しんだ。

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 夏の夕暮れを楽しむ恒例イベント「内港マレコン」が6月29日、潮風が心地いい今治港で開催された。

今治港で「内港マレコン」 夕暮れを楽しみながら交流

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 発起人はバー「ROKUSAN(ろくさん)」(今治市黄金町)店主の小池公一さん。小池さんにとって港は、幼い頃に祖父に連れられ船を見に行った思い出の場所。「昔はどこに行くにも港からだと感じていた」という小池さんは、市民が気軽に集い、交流できる場を求めて、2019年から毎年夏場に、この夕涼み会を企画している。

 きっかけは、テレビで見たキューバの風景。「海岸線をクラシックカーが行き交い、人々が海沿いの防波堤に腰かけてたたずむ様子」に感銘を受け、「この土地柄を生かし、楽しみながら風景に溶け込むような場を作りたい」と、キューバの海岸線「マレコン通り」からネーミングを考え、会をスタートした。

 今年は6月から9月までの毎月最終日曜に開催する。初回となるこの日も、夕暮れの17時に会がスタート。飲食物は各自持参する参加自由形式。大勢の人出でにぎわう土曜夜市や、夏季は土曜の夜に開催される「せとうちみなとマルシェ」改め「せとうちみなとビアガーデン」とは異なって、こぢんまりとしながらも、常連客から初めて訪れる人まで約20人が参加し、和やかな交流が生まれた。

 「毎回参加してくれる常連や初めての方など、いろいろな方が参加してくれている。皆さん、海や港の景色が好きな人たちだと思う」と小池さん。「海や空、船や鳥を眺めていると、『本当に良い場所で、ぜいたくな時間だな』と感じる」とも。

 小池さんは「誰でもふらっと遊びに来てほしい。今治の夏の風物詩になれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は17時~20時ころまで。

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