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今治のクレープ店、地元卵使用の商品を限定販売 ワープラに3号店も

店主の本宮大義さん

店主の本宮大義さん

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 今治のクレープ専門店「La chande Ciel(ラ・シャンド・シエル)」(今治市河南町)が現在、地元のブランド卵「とみたま」を使ったクレープ「プリン・ア・ラ・モード~とみたまクラシックプリン~」(850円)を期間限定で販売している。

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 店主の本宮大義さんはメニュー化に当たり、「近年、はやっている『プリンクレープ』に着想を得た」と話す。「ただ単に通常のプリンを合わせてしまうと、かなり重たいクレープになってしまう。プリンのサイズや全体の甘味を調整するなど、試行錯誤を経て完成した」とも。

「とみたま」は冨田養鶏(中寺)が生産するブランド卵。「オープン当初から『とみたま』を使っている。2022年には鳥インフルエンザで全ての鶏が殺処分される事態になり心を痛めた。今は復活し、以前と変わらない濃厚さを味わえるのがうれしい」と本宮さん。卵に合うようにバニラビーンズやラム酒の量を調整し、「リッチなカスタードプリンに仕上げた」という。

 同クレープにはプリンのほか、酸味のあるかんきつ系のフルーツやアイスなど、食感や温度の違う素材を組み合わせた。「食べ飽きない工夫」だという。

 今年から、クリームも植物性クリームではなく純生クリームをメインに使っている。「扱いは難しいが、味や口溶けの良さにこだわって取り入れた。ケーキを食べた後のような余韻を感じてほしい。他店との違いを追究していきたい」と意気込む。

 2023年2月に系列店となるカフェ「Ville de Paris (ヴィル・ド・パリ)」(馬越町)をオープンしたのに続き、「今治ワールドプラザ」(東村)に6月、3号店を構える予定。場所は今年1月に閉店した「サーティワンアイスクリーム」跡で、店舗面積は25坪。イートイン25席を設ける予定。「テイクアウトがメインだが、ゆっくりくつろげる空間も設けたい」と本宮さん。

 営業時間は10時~19時。販売は4月30日まで。

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