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今治「ジャムサウンズ」が30周年 Superflyゆかりのライブハウス

ライブハウスの扉にはSuperflyのサインが。

ライブハウスの扉にはSuperflyのサインが。

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 今治のライブハウス「今治ジャムサウンズ」(今治市北高下町)が4月10日で30周年を迎えた。

今治「ジャムサウンズ」が30周年、懐かしむ客も

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 レコード店だった「サウンズ松岡今治店」を前身とし、松岡邦明さんが1994(平成6)年に開いたライブハウス。現在はライブハウスのほか、レンタルスタジオ、楽器販売に加え、音響機器レンタルや音楽イベントの音響サポートなども手がける。

 オペレーターを務める兵頭利紀さんは、東京でバンド活動や音楽スタッフとしての経験を経て、当時27歳で今治へUターン。タイミングよく同店開業の話があり、オープン当時から店を支えてきた。

 「当時、ライブハウスとしては県内で初めての開業だった。オープン初日に開催した『黒夢』のライブには300人が列を作り、予想外の客入りに驚いた。急いでカラーコーンを買いに行った」と振り返る。

 プロミュージシャンのデビューもそばで見守ってきた。「一番大きかった出来事は、やっぱりSuperflyのデビュー。(越智)志帆ちゃんがデモ収録やライブで出入りしてくれていた。売れてうれしかった。『聖地巡礼』として店を訪ねてくるファンもいる」と兵頭さん。

 30周年を迎え、「コロナ禍は厳しい時もあったが、皆さんに支えられ、ここまでやってこられた。高校生や10代から来店していた人が、今になって当時を懐かしんでくれたりして感慨深い。やってきて良かった」と振り返る。

 「4月は『30周年ライブ』と題して、毎週末にライブを開く」と兵頭さん。「気軽に立ち寄れる店として、これからもいろいろな人に訪れてほしい」とも。

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