日本空手協会に所属する今治市内4支部の道場の指導者たちが4月1日、今治市営体育館(今治市別宮町)を拠点に「今治中央空手教室」を共同で立ち上げた。
代表を務める阿部崇士さんは、これまで市内中心部に子どもたちが通いやすい時間帯の道場がなかったことを開設の理由に挙げる。「まずは小さい子どもたちが空手に触れられる、通いやすい場所を開きたかった」と話し、競技への入り口としての役割を担う。
同教室では各指導者が月1回程度のローテーションで指導に当たるため、子どもたちは「多様な指導者から異なる視点のアドバイスを受けることができる」という。まずは礼儀作法や体を動かす楽しさを学ぶことに主眼を置き、上達して級が上がれば、各地区にある道場への入会も可能。将来的には、ここを卒業した子どもたちが再び「お手本」として継続参加するような循環にも期待しているという。
阿部さん自身、小学3年生で空手を始め、社会人時代には団体戦で全国準優勝を経験した実力者。長年競技に打ち込んできたからこそ、子どもたちに伝えたいのは技術だけではないという。「空手を辞めた後でも、その経験が人生を幸せにしてくれたらうれしい。あいさつや返事、そして何事にも一生懸命頑張る姿勢を身につけてほしい」と話す。
指導者の一人で、現役消防士として働く楠橋健生さんも、「空手を好きになり、共に続けていく仲間が増えてほしい」と期待を寄せる。
練習日は水曜の18時~19時。月会費は3,000円。