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今治・大島にサンドイッチの店「ウーテ」 食べ応え重視した定番商品

テイクアウトしたサンドウィッチは、海を望む裏庭のテラス席でも楽しめる

テイクアウトしたサンドウィッチは、海を望む裏庭のテラス席でも楽しめる

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 テイクアウトのサンドイッチ店「ute sandwich(ウーテ・サンドイッチ)」(今治市吉海町)がオープンして、5月14日で1カ月がたった。

大島にサンドイッチの店「ウーテ」、海の目の前に構える

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 サンドイッチをメインにメニュー展開する同店。3年前に大阪府から移住し同店を開いた店主は「オープンまでいろいろな人に助けてもらった。試行錯誤しながら作り上げたメニューを味わってほしい」と話す。

 サンドイッチは「具材がたっぷりで食べ応えも意識した」という「れんこん明太サラダと白身魚フライ」(620円)、「二種のチーズと生ハムトマト」(650円)など、レギュラーメニュー6種類をそろえる。現在は期間限定で、大島産の蜂蜜や瀬戸内レモンを使った「ハニーナッツのオープンサンド」も販売する。

 ショーケースに並んだ商品をカウンターで受け渡すテイクアウト販売だが、海を望む裏庭に備えたテラス席も利用できるほか、隣接する「カフェ ショーザン」でドリンクを注文すれば店内に持ち込んで食事もできる。

 「当初、店を構える予定はなかった」という店主。「移住後、島でできる仕事について考える中で、少しずつ店を開くことを検討した」と振り返る。大阪で客として利用していたサンドイッチ店に着想を得て、同店に手紙を送り、製造方法を教わるなどして一から勉強。今治市内のパン店で2年ほど働きながら、食パンの製造についても身につけた。

 「サンドイッチ店もパン店も、『作り方を教えてほしい』という突然の申し出を快く聞き入れて、丁寧に教えてくれた。感謝している」と店主。サンドイッチに使う食パンは、教わった焼き方で自家製で焼き上げる。

 「島の人にも支えられて、ありがたい。島での知り合いがオープン前に住民を集めてくれ、試食会を開いてくれた。そこでいろいろな意見を頂き、メニューをブラッシュアップできた。たくさんの人の協力を得て開業できた」と話す。

オープンから1カ月がたち、早い時間で売り切れる日も多いという。「お客さまとの会話が楽しい。地元客、観光客、外国人客など、いろいろな人に訪れてもらえる店になれれば。長く続く店にしたい」と店主。

 営業時間は10時~16時。月曜・火曜・水曜定休。

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